1958-09-16 第29回国会 参議院 建設委員会 閉会後第4号
従ってこのデレーケの建白書、つまりその当時の記事によりましても、ちょっと読みますと、 「淀川及諸川流域本年度(本年七月一日を以て始とす)工費凡六万円の内二万円を以て淀川改修費となし其余を諸川流域の砂防費に当られたりと聞く拙者今回改修工事の現況を親しく審査するに流砂の莫大なるに因て工事上大に困難を極めり故に拙者不得止貴下に対し工費増額の事を更に請求せんとす砂防工費は改修工費の四倍より下るべからす即ち
従ってこのデレーケの建白書、つまりその当時の記事によりましても、ちょっと読みますと、 「淀川及諸川流域本年度(本年七月一日を以て始とす)工費凡六万円の内二万円を以て淀川改修費となし其余を諸川流域の砂防費に当られたりと聞く拙者今回改修工事の現況を親しく審査するに流砂の莫大なるに因て工事上大に困難を極めり故に拙者不得止貴下に対し工費増額の事を更に請求せんとす砂防工費は改修工費の四倍より下るべからす即ち
○田中專門調査員 大淀川昭和二十三年度計画工事は河口整備工事、溝川水門工事及び本庄川流頭の流路付替工事でありいずれも宮崎地方に與える効果大なるものがあり、特別の詮議を以てこれが速やかなる完成と工費増額を計られたいというのである。